事業再構築補助金変更の趣旨
従来までのコロナ過における幅広い再構築を支援するというトーンから、より物価高騰やグローバルリスクの増大、待ったなしの賃上げなどに資する政策的な意図を持った再構築を支援する、さらには賃上げを伴った再構築を支援するという立て付けに変わっています。
したがって、そのあたりの意図が反映された制度設計になっています。
大きな変更点として、まず枠が増えました。
事業者や取り組み内容によって申請できる枠が異なり、また枠によって要件や課せられる義務が異なっています。
新たな要件としては
- ・市場の成長性
- ・賃上げ(事業場内最低賃金、給与支給総額)
- ・枠によっては取り組み内容に厳密な縛り(グリーン成長枠・サプライチェーン強靭化枠)
などが加えられています。
良いニュースとしては、事前着手承認制度は維持されたことが挙げられます。
枠によってかなり細かく要件が異なっていたり、添付資料も必要になっています。
ポイントについて以下の動画で解説していますので参考にされてみてください。